店舗のガラス面POPにはどんなマーカーがいい?見やすさ・消しやすさ・運用しやすさで選ぶコツ
店舗のガラス面にPOPを書くと、通行する人の目に入りやすく、情報を手軽に更新できます。
一方、実際に使ってみると、「色はきれいだけれど、なかなか消えない」「店内では見えるのに、外からだと読みにくい」「書き換えるたびに掃除が大変」といった困りごとが出てくることもあります。
ガラス面は、紙や黒板と違って背景が透けやすく、光の反射も起こります。また、マーカーによっては、時間がたつとインクが落ちにくくなることもあります。
そのため、店舗のガラス面POPでは、デザインだけでなくマーカー選びも大切です。
この記事では、ガラス面POPに向いているマーカーの選び方や、見やすく、無理なく運用するためのコツをご紹介します。
店舗のガラス面POPは「何を優先するか」で選ぶ
ガラス面に使うマーカーは、単に書ければよいというものではありません。
店舗で使う場合は、主に次の3点を考える必要があります。
- 外から見たときに読みやすいか
- 簡単に消せるか
- 必要な期間、きれいに残せるか
たとえば、毎日書き換える日替わりメニューと、数週間掲示する営業時間案内では、適したマーカーが異なります。
まずは「何を書くのか」「どのくらいの期間残すのか」を整理してから選ぶと、失敗しにくくなります。
店舗のガラス面POPに向いているマーカーの基本
普段使いには、消しやすい水性ホワイトボードマーカーが扱いやすいでしょう。
水性ホワイトボードマーカーは、書き換えが簡単で、日常的に更新するPOPに適しています。
一方、遠くからでも目立たせたいときや、ある程度長く残したいときには、白や黄色などがはっきり発色する不透明インク系のマーカーが向いています。
不透明マーカーは、ガラスの向こう側が透けにくく、文字やイラストをくっきり見せられるのが特徴です。ただし、長く放置すると落としにくくなることがあるため、使用する場所や期間を決めておくことが大切です。
毎日・毎週更新するPOPには何が向いている?
日替わりメニューや週替わりキャンペーン、セールのお知らせなど、頻繁に内容を変えるPOPには、水性ホワイトボードマーカーが使いやすいでしょう。
書いた内容を消しやすく、比較的跡も残りにくいため、スタッフの作業負担を抑えられます。
店舗のPOPでは、見た目の美しさだけでなく、無理なく更新を続けられるかどうかも重要です。
発色の良さだけで不透明マーカーを選ぶと、毎回の拭き取りに時間がかかり、次第に書き換えが負担になってしまうことがあります。
日常的に更新するPOPは、まず水性マーカーを基本に考えると運用しやすくなります。
通行人にしっかり見せたいPOPには何が向いている?
店の前を通る人に向けたPOPでは、遠くからでも内容が伝わることが大切です。
ガラス面は背景が透けたり、光が反射したりするため、一般的なマーカーでは文字が薄く見えることがあります。
そのような場面では、不透明マーカーが役立ちます。
白、黄色、赤などの色がはっきり出やすく、遠目でも文字を認識しやすくなります。写真や動画に写ったときにも、比較的目立ちやすいでしょう。
新商品や期間限定メニュー、イベントのお知らせなど、「まず気づいてもらうこと」が大切なPOPに向いています。
ただし、使用する商品やガラスの状態によっては落としにくくなることもあるため、最初は目立たない場所で試し書きをしておくと安心です。
長期間残したい案内表示には何が向いている?
営業時間や定休日、注意書き、入店案内など、ある程度長く残したい表示には、不透明マーカーを使う方法があります。
発色が強く、背景の影響を受けにくいため、長期間でも内容が見えやすいのがメリットです。
この場合は、簡単に消せることよりも、文字が薄れず、しっかり残ることを優先します。
不透明インクの落ちにくさを、長期掲示に適した性質として利用するイメージです。
ただし、消去するときにアルコールなどが必要になる場合があります。定期的に表示を変更する予定がある場合は、貼り替え時の作業も考えて選びましょう。
店舗のガラス面POPで起こりやすい失敗
ガラス面POPは見た目にインパクトがありますが、運用方法を決めずに始めると、後から困ることがあります。
特に多いのが、目立ちやすさを優先して不透明マーカーを使い続け、消去に苦労するケースです。
たとえば、次のような失敗が考えられます。
- 不透明マーカーを常用し、更新するたびに拭き取りが大変になる
- 細い文字で情報を詰め込みすぎて、外から読めない
- 白い文字を多く使ったものの、光の反射で見えにくくなる
- 消し方を決めておらず、インク跡が残って次のPOPが汚く見える
店舗のPOPでは、きれいに書くことだけでなく、消した後もきれいな状態に戻せることが大切です。
「次のPOPをすぐに書ける状態を保つ」という視点も忘れないようにしましょう。
見やすいPOPにする書き方のコツ
ガラス面POPの見やすさは、マーカーの種類だけでなく、文字の大きさや情報のまとめ方でも変わります。
店舗の外から見てもらう場合は、情報を詰め込みすぎず、伝えたい内容を大きく見せることがポイントです。
- 文字は細すぎない中字や太字で書く
- 情報を絞り、特に伝えたい言葉を大きくする
- 強調に使う色を限定する
- 背景の映り込みを考え、色を増やしすぎない
- 店内だけでなく、外からの見え方も確認する
ガラス面は向こう側の景色が透けるため、紙のPOP以上に、情報を減らしてシンプルにまとめる方が見やすくなります。
書き終えたら、実際に店舗の外へ出て確認してみるのがおすすめです。
消しやすい状態を保つための運用ルール
店舗のガラス面POPは、どのマーカーを使うかだけでなく、どのように管理するかによっても使いやすさが変わります。
あらかじめ簡単なルールを決めておくと、見た目をきれいに保ちやすく、スタッフ間でも運用しやすくなります。
普段使いは水性を基本にする
毎日または毎週更新する内容は、水性ホワイトボードマーカーを基本にすると、消去の負担を減らせます。
普段は水性を使い、特に目立たせたい部分だけ不透明マーカーを使う方法が、見やすさと運用のバランスを取りやすいでしょう。
不透明マーカーは用途を限定する
不透明マーカーは、イベント告知や短期セール、営業時間など、目立たせたい内容に限定して使うのがおすすめです。
すべてのPOPに不透明マーカーを使うと、後から消す作業が大変になることがあります。
「どの案内に使うか」をあらかじめ決めておくと、使い分けがしやすくなります。
消す日を決めておく
長期間掲示するPOPでも、何か月もそのままにすると、インクが落ちにくくなる可能性があります。
週ごとや月ごとなど、確認や書き換えを行う日を決めておくと管理しやすくなります。
内容に変更がなくても、一度消して書き直すことで、ガラス面をきれいな状態に保ちやすくなります。
まとめ
店舗のガラス面POPに使うマーカーは、書く内容や掲示する期間に合わせて選ぶことが大切です。
毎日、毎週更新するPOPには、消しやすい水性ホワイトボードマーカーが向いています。
一方、遠くからでも目立たせたい告知や、ある程度長く残したい案内には、不透明マーカーが役立ちます。
ただし、見やすさだけで選ぶのではなく、消しやすさやスタッフの作業負担まで考えておくことが重要です。
店舗のPOPは、一度きれいに書けることよりも、無理なく更新を続けられることの方が大切です。
「普段は水性、目立たせたいところだけ不透明」と使い分けることで、見た目と運用のバランスを取りやすくなるでしょう。